前回は夏季限定販売の焼酎についてお話しました。
今回は通年商品でこの時期おすすめの焼酎をご紹介したいと思います。
暑い時期に少しでも涼しげな気持ちにしてくれるそんな本格焼酎、そして飲み方をご紹介します!!
夏におすすめの焼酎
1.ひとり歩き(芋焼酎)【古澤醸造】
最大の特徴はジョイホワイトというさつま芋の香りです。
爽やかでフルーティーな香りが開封と同時に持ち上がってきます。
芋焼酎が苦手だという方の、今までの芋焼酎に対するイメージを覆すことができる一本だと思っています。
飲み方のご提案は少し濃いめの水割りです。冷たい状態でも十分に香りが感じられます。
酢の物など、さっぱりとした料理との相性がとてもいいです。
僕がお店をしていたときのリピート率ナンバーワンの本格焼酎でした。
2.杜谷 華むぎ(麦焼酎)【ぶんご銘醸】
この焼酎もひとり歩き同様、香りがその最大の特徴となります。
酵母になでしこの花から生まれた酵母(撫子酵母)を使用しています。
確かに、お花畑で焼酎を飲んでいるかのようなそんな錯覚すら覚えます。
水割り、ソーダ割りでお試しください。
合わせる料理は、イタリアンの前菜などがいいと思います。白ワインに合いそうな料理を思い切ってこの「杜谷」にあててみてください!!
正直、あまりお見掛けしない焼酎かもしれません。
ですが、他の麦焼酎としっかり区別された素晴らしい本格焼酎だと僕は思っています。
3.元老院(芋焼酎・麦焼酎)【白玉醸造】
芋焼酎と麦焼酎をブレンドし、樽で熟成された焼酎です。
これをソーダ割りにすることで、まるでウイスキーのソーダ割りを飲んでいるかのような味わいになります。
初めて飲まれる方にとってはびっくりされる一杯かもしれません。
やはり馴染みのあるウイスキーハイボールという、比べる対象がはっきりしているものが飲まれる方にあるとその分感動もあるのかなと思います。
是非、お試しください。
合わせる料理は、いぶりがっこのような燻製ものとの相性が抜群です!!
最後に
確かに本格焼酎の文化という点においてお湯割りは絶対に外せない飲み方です。
ですが、究極を言ってしまえば、
飲まれる方が決めることだと僕は思っています。
皆様が、この焼酎のこの飲み方がおいしい!というものに出逢っていただくために、
僕はご提案をし続けていきます。
蔵元さんの想いは僕にとって大切にしたいことのひとつです。
ですが、同じくらい大切にしたいことは、
本格焼酎が皆様の生活にとってもっと身近な存在になってくださることです。
とても暑い日が続いています。
この時期はご自身でも気づかないうちに脱水状態になっています。そのため、いつもより多く飲まれることが予想されます。
チェイサー(お水)を傍らに置き、お酒の飲み過ぎには十分注意してくださいね (^_^)v
今回も最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!!
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