このお店も5年目に入りました。
また、
11月1日は中野での百伝創業日であり、同時に僕の独立記念日でもあります。
創業14年目に入ったことになります。
この間に焼肉屋を経営したりと会社の業績はしっかりと右肩上がりとなっていますが、
利益の内訳としては8割~9割は焼肉屋が作ってくれています。
さらに言いますと、
このままの状態で推移していくと、
百伝が足を引っ張ることになります。
焼肉屋の業績は上がり、百伝は落ちているというのがここ数ヶ月の状態です。
この現状を踏まえ、
僕は少し迷っていることがありました。
百伝を撤退するかどうかということです。
うちは株式会社であり、
100%持ち株会社なので決定権は常に僕にあるのですが、
もし、決定権のある株主が僕以外にいた場合、
この現状に何を言うか…
そんなことを考えていました。
気持ちの面だけで言えば当然続けるということになります。
商売において最も大事なことは責任と信頼だと僕は考えています。
僕の最大にして最低限の責任は「やり続ける」ことです。
支えてくださり、応援してくださる方がいる時点で、
ここに責任が生じています。
簡単にやめることなんてできません。
ですが一方で、
先人のいわゆる創業者が作った過去の歴史をみると
この「情」みたいのが会社経営を圧迫するのかな…とも思ってしまいます。
また、
百伝のお客様への「情」だけではありません。
22歳でこの業界に入り、
本格焼酎一筋でやってきた過去20年の自分も脳裏にしっかりと存在しています。
まぁまだやめられませんよね(笑)
たぶんここで百伝をやめたら
焼肉屋が落ち目になったときそれも撤退を考えてしまう自分になってしまいそうなので。
様々な自問自答の結果、
芯はそのままにしつつ、
ずっと意地を張ってきたプライドを捨てる決意をしました。
それはドリンクメニューを本格焼酎に絞るということです。
狭い店なので居酒屋ほどのドリンクメニューにはならないと思いますが
もうちょっと焼酎以外のドリンクメニュー増やします。
一杯でも多く本格焼酎を提供し、
焼酎業界の役に立ちたいと思い今のようなスタイルにしましたが、
別の層のお客様への間口を少し広げる努力をしてみます。
料理に関しては引き続きこの調子でと考えていますが、
もう少しSNSの投稿頑張ります(笑)
たぶん僕の一番の努力不足はPR不足にあると思っていますので…。
張りぼてのドリンクメニューにするつもりはないので
ここからしっかりと準備をし、11月下旬には本格始動します!
一応言っておきますが、
普段からお世話になっておりますお客様の期待を裏切るような変化ではありません。
これはあくまでも今までの百伝に少しボリュームを加えた変化だとご理解ください。
常連の皆様、引き続き宜しくお願い致します_(._.)_
ここ最近の鈴木と今後の百伝について

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