運鈍根【芋焼酎】
成功おける秘訣3つ
運・鈍（焦らないこと）・根気
「お陰様」で来月7日に４周年を迎えます。
「お陰様」とは、
❝ 他の人 ❞ から受けた親切や助けに対して、
感謝の心を表す際に使用される言葉とされていますね。
今回で言うと ❝ 他の人 ❞ とは当然、
日々お世話になっております ❝ お客様 ❞ を指します。
しかし、
とりわけ飲食店においては、
お客様以外にも
生産者さんへの感謝を忘れてはならないです。
特に当店は「本格焼酎」専門店としての立ち位置を取っていまして、
この場合、焼酎の ❝ 造り手 ❞ さんということになります。
この人達が美味しい焼酎を造ってくれているお陰で、
今もお店を続けることができています。
各蔵元さんへの感謝
コロナ禍で、
飲食店での消費が弱い状態ではありましたが、
この間も変わることなく
主に九州・八丈島では焼酎を造っておられました。
また、
皆さんはあまりご存じなかったかもしれませんが、
ここ数年、
九州ではサツマイモ（黄金千貫）の病気問題が深刻化しておりまして、
原料となる品種の確保・変更、
さらに物価の高騰も相まって、
去年の秋くらいから「値上げ」という
苦渋の決断をされた蔵元さんは少なくありませんでした。
この「値上げ」の特に直前までは
（今尚そうだと思いますが…）
原価と酒税が
蔵の経営を大きく圧迫していたことは容易に想像できます。
飲食店ってお客様から見たら一見華やかに見えますが、
一次産業・二次産業の経営努力と
職人さんの技術と試行錯誤の賜物が
その華やかさを演出していると言っても過言ではないんです。
僕もここまで決して順風満帆で来たわけではなく、
不満なんて言い出したらキリがありませんが、
こうした人達の支えのもとお店が続けられているということを考えると
幸せなことなんだと思います。
当店では常時約30社の蔵元さんによる本格焼酎があります。
全ての蔵元さんに感謝申し上げます。
あなた方の日々の努力のお陰で今日まで来れました。
本当にありがとうございます。
お客様への感謝
とは言え、
やはり日々お世話になっておりますお客様への
「情」は
他の何とも比類することがないです。
美味しい…
焼酎の概念が変わった…
百伝が武蔵関にあって良かった…
今日もありがとう…
これらのお言葉はお店を続けていく上で、
とても大きな原動力となっています。
常連さんが多く、
またその再来スピードの早さに、
期待に応えていく、
それを上回る営業をしていくことは、
決して簡単なことではありません。
❝ 今日もここに来て良かった ❞
と思って頂くためにはこのプレッシャーとずっと向き合っていく必要があります。
これはやってみればわかりますが(笑)
並みの精神力では無理です。
ここに力を加えてくれるのが、
心あるお客様からのお声です。
毎日じゃなくていいんです、
たまに打たれるこの特効薬みたいなものが
僕を常に前向きにさせてくれています。
日々のご来店に加え、
こうした温かいお言葉をかけてくださるお客様に
心より厚く御礼申し上げます。
最後に
閑散とする日もあれば、
どんな映画よりもドラマチックな営業の日もあります。
ですが、
そのどちらでもない、
日々来てくださるお客様にとっての日常が
ほんの少し幸せに感じられる商品の提供、
気取らない接客、
そんな営業がこれからもお届けできればと思っています。
今まで務めたどのお店でも味わったことのない
お客さんとの距離感がこの店にはあり、
これは未だに慣れることはなく、
戸惑いやプレッシャーは今でもあります。
今毎日のように来てくださっている方も
いつかこの店に飽きる日が来る…
という怖さが常に僕の中にはあります。
ですが、
お客さんが…ではなく、
僕が想う「いい店」を追求していきます。
料理や接客、店の雰囲気に加え、
❝ 百人の方に本格焼酎の造り手さんの想いを伝える ❞ ことも
僕が想う「いい店」の構成要件です。
まだまだどれもその途中ですが、
コツコツやっていきます。
4年間、大変お世話になりました。
本当にありがとうございます！
5年目も変わらねお付き合いを
どうぞ宜しくお願い致します！！
P.S.
赤身焼肉 あかつき 高円寺店
こちらも宜しくお願いします_(._.)__(._.)__(._.)_
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